装飾建築。

 

 働き出し、始めてのボーナスで手にした『PENTAX SUPERーα』一眼レフフィルム式カメラ。今はカメラケースの中で眠っている。

 

 当時はフィルム代と現像代がかかり、バシバシ撮ると結構高いものになった。

 

 その頃よく被写体にしていたのが『石像』

 

 『道祖神』だとか『馬頭観音』『お地蔵さん』なんぞもよく撮っていた。

 

 そのうち『神社仏閣』も撮る様になり、そこにある『彫刻技術』の素晴らしさに引き付けられた。

 

 そりゃ名の有る『神社』に名の有る『名工』とかならまだしも、辺鄙な地の寂れた神社に、かくも丁寧な仕事を残している人がたんです。

 

 TVじゃ無いけど「いい仕事してますね~」と言いたくなる。

 

 

 軒下の『鳳凰』一つ彫るのにもどれだけの時間が費やされたのだろう。

 

 それが

 

 

 こんな処や

 

 

 随所に凝った彫刻のみならず、『柱』や『観音開き』の板まで『木目』の美しさが引き出されている。

 

 笹の葉の『葉脈』や、ささくれた『竹の切れ目』、龍の『角のトゲトゲ』なんて、失敗したら最初からやり直し?

 

 流石に『佐久市景観重要建造物』の第一号になる訳だ。

 

 戸板の模様も、一枚板の木目を活かして使っているのが窺える。